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【きらぼし銀行様 研修導入事例】若手行員の人材育成とシニア層のお客様とのコミュニケーション強化を両立させたプログラムとは?

Age-Well Design研修(人材育成支援)

人材育成支援
株式会社きらぼし銀行 様 |銀行業


株式会社きらぼし銀行は、東京都港区に本店を置く東京きらぼしフィナンシャルグループ傘下の地方銀行です。「首都圏における中小企業と個人のお客さまのための金融グループとして、総合金融サービスを通じて、地域社会の発展に貢献します。」というグループの経営理念を掲げ、金融にも強い総合サービス業を目指している企業です。

HR部の杉本さんにAgeWellJapanが提供する人材育成プログラムの導入背景やその後の変化についてお話を伺いました。

若手行員の人材育成とシニア層のお客様とのコミュニケーション強化の実現

ー 杉本さんの現在の業務を教えてください。
HR部は新卒・中途の採用から採用後の社員育成までを担っている組織です。その中でも社員育成については新人、中堅社員、支店長クラスなど、階層ごとに研修が設計されており、現状3名で実施しています。採用と育成が一体のため、自分たちで採用した人たちが活躍できるように伴走して育成することができる体制で運営しています。

ー 人材育成プログラムを導入する以前に抱えていた課題を教えてください。
「デジタルキャラバン隊」はきらぼし銀行の若手行員の早期戦力化ができていないこと、また地域のシニア層のお客様に対してデジタルサービスのご支援ができていないことの2つの課題から、2023年1月に発足しました。若手社員の強みを活かしながら新たな活躍の機会を創出しつつ、地域のお客様のデジタルに関するお困りごとの解決を通じてコミュニケーションを強化することが「デジタルキャラバン隊」の発足の目的です。ただ、立ち上げたものの、自社にシニア層のお客様向けのコミュニケーションやデジタルに関するお困りごと解決についてのノウハウがなく、デジタルキャラバン隊を育成する研修やOJTがないことがHR部としての課題でした。

ー 最終的にAgeWellJapan社を選んでいただきました。決め手は何でしたか?
グループ会社であるUI銀行の担当者から紹介していただいたことがきっかけです。UI銀行ではシニア層のお客様を対象にした個別相談会やスマートフォン講座を複数回実施しており、参加したお客様の満足度がとても高いと聞きました。特に、デジタルをフックとしたお困りごと解決スキル、シニア層とのコミュニケーション、信頼関係の築き方などが徹底されている点に大変興味をもちました。しかもそれを大学生を中心としたAge-Well Designerが実施していることを知り、当行の若手社員にも活用できるのではないかと考えました。

若手行員のモチベーションが向上し、銀行としても新たな機会の創出に

ー 人材育成プログラム導入後の変化について教えてください。
今回、少人数向けの研修も含めて4回の研修&OJTを実施しました。何と言っても、デジタルキャラバン隊の若手社員がどのようにシニア層のお客様との関係を構築したらいいか、伴走するためにはどうするべきかについてのノウハウやスキルを得られたことで自信に繋がり、活動自体へのモチベーションが上がったことが大きな変化だと思います。そのおかげで、今までは気づくことができなかったお客様の課題やニーズに気づけるようになり、資産運用などの金融ソリューションサービスの提供にも繋がっています。支店からも「若手が頑張っているので刺激をもらっているよ」という声が上がるようになり、きらぼし銀行全体のいい活力になっています。

ー 導入後の変化を踏まえて、HR部としての今後の展望を教えてください。
HR部としては、このデジタルキャラバン隊の活動を通じて、人材育成プログラムで取り扱った「期待を超える、感動を与える」という体験を多くしてほしいなと思っています。この活動は、お客様に対して感動を与える楽しさや、お客様の行動が変わる楽しさを若手のうちから体感できる貴重な機会です。これから入社する新入行員にもこうした経験を多く積んでもらい、このデジタルキャラバン隊の活動以外にもやりがいをもって働ける環境づくりに積極的に取り組んでいきたいと思います。